~寝てりゃなおんじゃねーの?~医学生の日記

2008年3月5日水曜日

大学生

いやはや、イギリスの学生にはびっくりさせられる。

どういうことかって?それは勉強量である。

何しろ勉強しないのだ。8時間しっかり寝てそれで勉強を沢山したと思っている。成績が落ちても平気で飲みに行ってしまう。ペーパーは終わってないがキャンプには行く。それでコースが辛いと言っている始末である。

あのねー…

勉強って試験前に一ヶ月間ちょこちょこっと勉強してはい終わりじゃないんだよ。

おまけに何も危惧に思っていないのだからおめでたい。

私の高校がきつかっただけかも知れないがこちらで平気で行われていることが高校では絶対通用しなかった、なんてことが沢山ある。たとえばペーパーを一年遅れで提出する。

あたしなんて30分後れもやったことないよ!!

1週間前に提出したことなら何度かあるけど。

どういう神経をしているんだ。おまけにそれを受け付ける教授も教授である。高校だったら三日遅れでもう期限切れ。あとは泣こうが喚こうがとにかくだめ、提出しても受け付けませんだった。

風邪とかの時はどうしたかって?最高2週間の猶予が来る。それ以上はだめ。二週間あれば終わると思っているのだろう。確かにみんな終わらせていた。

おまけに社交遊しないと上に上がれないと思っているらしい。

はい、ここで考えて見ましょう。

こちらはAさん。部活は一応入っており、バイトもして成績も優秀。独学で勉強もしており、品行方正。

こちらはBさん。部活は沢山入っているが成績はあまりよくなく、バイトもしていない。友達としょっちゅう遊びに出かけ、よく飲んでいる。解剖でふざけて危ないことをする事もしばしば。

あなただったらどっちを雇いますか?

私はAさんを選ぶんだけどね。働く兵隊としてはAさんの方が能率いいじゃん。仕事もきちんとしてくれそうだし。

しかしイギリスではBさんがAさんより上に立つらしい。(と言うのは個人的にいうと子供の考え。大人はそんな馬鹿じゃない。)

それでもってBさん見たいのに限ってアメリカに行くなんて言い出したりする。世の中そんなに甘くない。

おまけに吸収がいいからって生物の学位を持っている人専用の医学部4年間コースにアメリカ文化の学位の人が入るべきだって?笑わせるんじゃない。そうしたら苦しみながら生物をやった人に失礼だろ!ちゃんと計画を立てなかったのも自分の責任。それなりの報いはちゃんと来る。

つーかわかってないのかね、コネって言うのは上の人と作るもんだって。クラスメートとコネを作ってどうする!そいつが引っ張ってくれるわけじゃなし、足を引っ張られて終わりだろうに。

考え方があまりにも幼稚だと思うことがこの頃よくある。

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